日本に伝統的にある発想

2011.10.21

日本では総じてトイレ、バス、台所をまとめて北側に持ってくるという発想が、どうも伝統的にあるらしい。理由は、消去法。大好きな南をリビングルームや子ども部屋に取られて、残るは北しかないということ。そして水回りは1ヵ所に、ということらしい。でもそいつは発想が利用者側にたっていない。僕は、キッチンやバス・トイレが北側にくることを別にタブーにしているわけではないが、ことレイアウトを考える場合、そこが空いているからとか、配管がどうだとか、つまらないことに縛られてやるべきではないと思っているのである。

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デザインなどは、先人観を外してもっとのびのびと図面に挑むべきで、まずは予算も規制も常識も、全部頭から消し去って、自紙に夢や思いのだけを落とし込む。すべてはそこから始まって、次に、少しずつ現実の予算と規制のすり合わせ作業をするのが僕流のやり方である。そうすれば、自分の木当の望みが浮き彫りになって、家の欠かせない部分が明確になる。配管のことなどは、長くなったところでたかが数万円のことと、頭から無視してかかったほうが絶対にいい絵が描ける。




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